滞在3日目の朝、夏至祭当日とあってホテル周辺は人も車もまばらでとても静かでした。
あまりに誰もいなくて、ちょっとびっくりするくらいです。
ホテル前の公園に散歩に行ったら小さなメイポールが立ててありました。
ここから2泊ストックホルムを離れるので一旦チェックアウトし、昼過ぎの郊外電車でダーラナー地方に向かいました。
中央駅も郊外電車の中も人でいっぱい。帰省やバケーションでストックホルムを離れるんでしょうか、大きな荷物を抱えた人がたくさんいました。
夏至祭は各地域や町毎に開催されるようのですが、レクサンドの夏至祭が盛大で見応えがあると聞いていたので、レクサンドに行くことに決めていましたが、ホテルは満室で取れなかったので、先にレクサンドから数駅先のレットヴィークという小さな町の駅前ホテルにチェックインを済ませてレクサンドへ移動です。
夏至祭の会場は、駅から歩いて10分足らずのところにありました。
広い擂り鉢状の広場にはすでにたくさんの人でいっぱいで、小さな子からお年寄りまで、ファミリーから友人同士のグループ、車椅子のお年寄りの団体さんが、芝生の上で楽しそうにスタートを待っていて、その辺の花を摘んで作ったであろう花冠を頭につけていたり、可愛い民族衣装の人もたくさんいました。
広場の中央には巨大なメイポールが横たわっていて、その全面に小さなステージと楽団が演奏するためのテントがありました。楽団のミニ演奏会や、ちびっ子の歌の披露の後、司会のお兄さんの掛け声と共に少しずつメイポールを起こし始め、段々掛け声も皆が一緒に声を合わせて、ものすごい一体感でした。
垂直に起こしたポールを固定すると合図で音楽が始まって、会場中の人が一斉にメイポールに向かって駆け出し、あっという間にポールの周りを何重にも取り囲んで踊り始めたのには驚きました!
熱気と掛け声がどーんとうねりながら私の体にぶつかってくるようでした。
ダンスが始まって間もなく雨が降り始めてしまい、ダンスの時間はあまり長くなかったと思います。
夏至祭前後はお天気が不安定で寒いことが多いようなんですが、雨が降らなかったらどのくらいの時間続いてたのかな?とちょっぴり残念に思いつつ退散。
レクサンド中のお店は雨宿りの人ですでに満席で、電車ももうないし、駅前のタクシー乗り場にはタクシーは全くいないし、帰りのことを何とかなるとお気楽に考えていましたが何ともならず、仕方なくホテルに電話して迎えに来てもらいました。
21時くらいから始まった夏至祭体験は日付をまたぐ前に終了。
またチャレンジしたいと思いますが、レクサンドまで行かなくてもストックホルムのスカンセン(野外博物館)あたりで見ることができるのかもしれません。
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