ママのアイデア満載!子どもがのびのび育つ子育てリノベーション
横浜市緑区H邸
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小さなお子様が2人いる仲良しファミリーが、築35年の団地リノベーションで理想の住まいを手に入れました。
この物件の購入の決め手は、朝の通勤時には駅までのバスが4分に1本のペースで走る利便性の良さ、緑あふれる広大な敷地内には楽しいしかけがいっぱいのログハウスのある公園、近隣には、保育園や幼稚園、小学校が揃っている等々、子育て環境が整っていたからだそう。
「家族のだんらん」を重点において進めたリノベーションは、とにかくお子様に対する優しい視点がたくさん盛り込まれた内容になりました。
例えば、家全体の床に採用したのはコルクタイル。転んだ時の衝撃を和らげるとともに、下階への音問題にも配慮しました。また、リビングダイニングと隣りの和室の間仕切りは、襖(ふすま)ではなく吊り下げ式のパネルスクリーンを採用。襖がないことで敷居のように凹凸がなく、リビング床とフラットになり、赤ちゃんがはいはいしても安全です。
奥様の実家でも使っていたという、ホーロー製のシステムキッチンは、表面がガラス質なのでキズや汚れに強く、お子様がクレヨンやマジックでお絵かきしても、水拭きでスルリと汚れを落とせるのだそう。吊戸を延長し、収納力を増すことも奥様たってのご希望でした。
また、身長の高いご主人がゆったり入れるようにと、お風呂は元々あったものよりも大きいサイズのものを入れました。浴室の扉も折れ戸ではなく、引き戸にすることで空間を無駄なく使いました。その分、洗面台はスリムなものを選びました。
キッチンと、リビングダイニングを繋ぐRの垂れ壁。これは造作で新しく作ったのではなく、もともとあった構造上壊せない壁でした。そのため、間取りの変更に制約が生まれましたが、結果的に優しいアーチ型と、ふんわりと可愛らしい児花柄のクロスがマッチする、この家のシンボル的な存在になりました。
■完工時築年数 築35年
■間取り 3LDK → 3LDK
■工期 約2.5か月
■延床面積 65.79㎡
■家族構成 ご夫婦+お子様2人